音声生理にもとづいた裏声吃音矯正法
『あ、あ、あ、のー、き、き、っきょうは、さむいですね』
「サ行」や「マ行」は比較的そうでもないのに
「あ」や「カ行」などは喉が詰まって、声がでません。
では、同じ文章を裏声で話してみましょう。
裏声とは、ミッキーマウスやフクロウの鳴き声のような声です。
どうでしたか?
多少なりとも、喉のつまりが軽くなった感じがしませんか?
もし、喉の感じが変っていたら、それは吃音(どもり)が治る第1歩なのです。
難発性の吃音は、発音しようとした瞬間に二枚の声帯がくっつきすぎて息の出る隙間すら塞いでしまいます。
これは、声門の過剰閉鎖、硬直による閉鎖ということです。
しかし、裏声発声時は二枚の声帯に隙間ができるで、発声しやすくなります。
地声発声時にも裏声発声時のように、隙間ができるようにトレーニングすることで改善していきます。
吃音(どもり)は治らない、自然治癒を待つ、心の問題(心因性)である・・・に疑いをお持ちの方は、チャンスです。吃音(どもり)は喉のトラブルという可能性が高いのです。
吃音の原因は声帯にもある
*声の状態を音声グラフで確認することで吃音の原因を探ることができます。
吃音(どもり)は、子供の時に発症しますが大人になるにつれて自然に治ってしまうことがあります。
自然治癒率50%といわれています。
・自然治癒していないあなた、声が、低くありませんか?
・会話に抑揚が無く、一本調子ではありませんか?
・声がカスレ気味ではありませんか?
・音痴ではありませんか?
音痴と吃音は一緒に直せる
BCA教育研究所で行う矯正訓練
1.裏声発声による喉、及び周辺の筋肉、神経支配を高める訓練
2.裏声や地声など様々な声を使って、会話、朗読して、喉頭懸垂機能を高める訓練
3.これらの訓練を全てVTR記録し、経験則を身に付ける訓練